本州最西端に位置し、三方を海に囲まれ自然美にあふれた山口県。
今日はどこを旅してみようかな♪
2010年4月29日「昭和の日」、映画「マイマイ新子と千年の魔法」の舞台となった昭和30年代の防府市を、商店街の中に再現した、ほうふ昭和館。「当時を知る世代には懐かしく、そうでない世代には新鮮」をコンセプトに、世代交流が図れる施設として運営されています。
2019年11月に同商店街内の天神ピアに移転して、リニューアルオープンしました。![]()

ほうふ昭和館は幸せます通りの中にあり、駐車場は無し。
防府駅周辺に停めて歩くことになるけど、防府駅とは目と鼻の先だから苦にはならない。
幸せます通り…、我が町の新天町に負けず劣らずの閑散とした光景よのう…。

その幸せます通りを少し歩くと、まさに「昭和」という雰囲気の建物が。
ショーウインドウには現役時代の長嶋茂雄や王貞治、ザ・ドリフターズの写真を見ることができる。みたじり駅(現在の防府駅)の看板もある。
入館料100円を払って中に入ってみると、昭和30年代が広がる。

昭和30年代は生まれる20年も前のことだから、あるものすべてを肌で感じてきたわけではないけど、子供の頃見た触ったというものも少なからずある。
ちなみに館内は撮影自由。
昭和30年代の生活は白黒テレビ。ここでは実際に白黒映像のアニメ、鉄腕アトムが流れていた。

当時の週刊誌や少年漫画誌、たばこやキセルが展示された八千代書房。その横には、赤い公衆電話。自分の中では緑が一般的だが30年代は赤だったのだろうか。
ガラス戸には力道山の写真が貼られていた。
ロッテ チウインガム。
薬局か。この象のキャラクターには覚えがあるぞ。CMだったかな? それとも街中でよく見かけていたのか。う〜ん、よく思い出せないな。
日本で最初に製造された柏木体温計や、薬品が当時のパッケージのまま展示。
昭和30年代の小学校の教室を再現。
机の上には「しゃかい」と「楽しい算数」の教科書や、筆、カスタネット、ハーモニカなどが置かれていた。
当時の食堂。
駄菓子の「おまけや」。

その他にも、昭和30年代の防府市の様子が見られる懐かしの写真コーナーや、洗濯機や氷を入れて使った冷蔵庫、レコードなどの展示品コーナーもある。

この写真は当時の防府駅前。
世代が違っても見ていて楽しい場所なので、一度訪れてみてはいかがかな?