本州最西端に位置し、三方を海に囲まれ自然美にあふれた山口県。
今日はどこを旅してみようかな♪
角島灯台公園に隣接した夢崎波の公園。角島灯台の設計者であるイギリス人技師、リチャード・ヘンリー・ブラントンにちなみ、イングリッシュガーデン風に造られています。
公園は日本海に沈む夕日を眺める絶好のスポットであり、下関市の花にもなっているハマユウの群生地としても知られています。 ![]()

角島に自生する草花を楽しめるように、のんびりと歩ける公園。日本海も広がり、夕日スポットでもある。
そういえば、夕暮れの角島はあまり旅をしていないな…。
夢崎波の公園には、香りの小径やハマボウノの小径、波の花園、波の展望広場等があり、散策する楽しい。とはいっても夏だと暑いし、冬は風強くて寒いので、季節によっては散策に向かないかなあ。
暑いときは東屋に緊急避難(笑) ここでのんびり日本海を眺めて過ごすのも悪くない。日陰になるし、吹き抜けていく風で気持ちがいい。

公園を散策して、道路を横断してさらに海岸へ向かっていくと見えてくるのが鳥居、夢崎明神だ。
ここへは多少暑くても、7月中旬頃がおすすめ。
夢崎明神様は、海の安全と大漁を叶えてくれる神様として角島の人たちに昔から大切にされてきたという。
明神様の周りにある石垣は、海に潜る仕事の人たちが、漁を終えて海から上がるとき、安全を叶えてもらったお礼に、その度ごと一つ一つ海の中の石を拾ってきて、積み上げたものだと言われている。
この明神様の伝説は、つのしま民話で紹介されている。興味があればお土産屋で販売されているので買ってみてはいかがかな?
さて、話を戻して、なぜ7月中旬頃がおすすめなのか。それは、


ハマユウ(浜木綿)はヒガンバナ科で、暖地の海岸砂丘にまれに群生する多年草。葉は広線形で、厚く光沢があり長さ30~70cm、幅7~8cm。
花は白色、細長い円筒があり、6個の花被列片をなす。果実は球形、中に灰白色の丸い種子が多数入っている。
関東南部以南、九州、四国の海岸に生え、8~9月に咲くとされているが、山口県西部海岸にも自生し、北限となっている。角島の夢崎群落も貴重な自然群落のひとつである。−現地説明板より抜粋−
8月上旬でも見れないことはないけど、ピークは7月20日前後じゃないかな。とにかく季節は夏なので、ハマユウを見るときは帽子や日傘は必須。水分補給も忘れずに。
ハマユウの群生地の先に広がる日本海。ここで海を眺めている人も多い。角島まで来たら様々な場所で海を眺めてみよう。

角島の人気スポットはやはり角島大橋周辺。土日は混雑するけど、ハマユウが咲く周辺はそんなに人は多くない
ハマユウ撮影目当てなら、土日でも思い切って出かけてみても悪くない。
実際、ハマユウ周辺は混雑していなかった。
帰りに角島大橋入口辺りで渋滞したけど、橋の上で待たされても海を眺められるから気にならないだろう。