大平山のつつじ
かつて周防国の国府や国分寺が置かれ、大内氏発祥の地として知られる防府市。その防府市最高峰である標高631mの大平山展望台からは、かつては周防国の小さな都と呼ばれた防府市を見渡すことができます。瀬戸内海の風景、中国山地、遠くは四国、九州までを見渡すことができるのも魅力。
また、大平山は県内屈指の夜景スポットであるとともに、つつじの名所としても知られています。その数はなんと10万株にもなり、県内最大規模を誇っています。

大平山山頂の駐車場から展望台までは少し距離があるものの、遊歩道が整備されているので歩きやすい。

そしてつつじが満開ならば、斜面に咲き乱れる美しさを堪能できる。
2008年5月12日、最高のタイミングだったなあ♪ 標高が高いので見頃は遅い。

遊歩道を歩きながら見上げた光景。
ヒラドツツジを中心に約10万株が植えられていて、満開時の景観は他のつつじ名所を圧倒。
大平山山頂斜面にを遠景から見てみた。白のつつじで「大平山」とデザインされている。そして端から端まで見事な咲きっぷり。
つつじの名所も色々見てきたけど、一番のお気に入り名所だ♪

ロープウェイ乗り場前まで来ると、鯉のぼりとつつじのコラボを見ることができる。つつじまつり期間中は休まず運行されていたロープウェイだけど、老朽化が進み2015年に廃止。
2015年からはつつじの開花に合わせて山頂までシャトルバスが運行されている。

県内でも有数の人気を誇る展望台。
つつじまつり開催中は、のんびり展望ができないほどに人が集まる。

大平山展望台からは、国分寺や防府天満宮など多くの歴史遺産が残る防府市を一望できる。

展望台横には望遠鏡(無料)も設置されているので、防府市街を覗いてみるのもいいかも。肉眼でも九州まで一望できる。

周防灘の島々、そして周南市も見渡せるロケーション。

この日は霞で遠くまでの展望は難しかったけど、つつじと一緒に景色を楽しむことができた♪
大平山山頂には展望広場の他に、芝生広場、遊びの広場多目的広場、アスレチック遊具やコンビネーション遊具などが設置されている。
遊具整備事業で2025年4月29日より、新たな遊具が供用開始されたようだ。

暖かくてつつじが満開ならば、ファミリーにはこれ以上にない好スポットじゃないかな。


好きなつつじ名所と言っておきながら、もう何年も来てないなあ…。そろそろ大平山のつつじを見る計画でも立ててみるかな。

最後に大平山の夜景を紹介。駐車場から展望台までは街灯が無いので懐中電灯を用意する必要があるけど、見に来る価値はある美しさだ。写真左が周南市の夜景、右が防府市街地の夜景だ
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